「地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラム2023」成果報告会が3月4日に 創成科学研究棟5階大会議室およびオンラインで開催されました。

 

札幌農学校の2期生である新渡戸稲造は、実学の重視とは現場(地域)重視に他ならないと説き、地方(ぢかた)学を提唱し、地方の活力を高める必要性を説いてきました。北海道大学統合URA研究マネジメントステーションが実施する「地方学(ぢかたがく)の実践支援プログラム」は、学生自身の研究や大学での学びを発展的に展開する調査・研究を軸として、北海道の地域や団体と連携しながら、現場(フィールド)で課題解決を主体的に取り組む大学院生を支援するプログラムです。

 

報告会では、10人の大学院生が自身のプロジェクトの成果報告を行いました。最後に、北海道大学統合URA研究マネジメントステーション阿部弘副理事より「地方学賞」の授与と、北海道総合政策部次世代社会戦略局科学技術振興担当 吉田健二 局長より記念品の贈呈が行われました。