北海道大学触媒科学研究所の古川森也准教授と、東京工業大学 工学院 機械系の野崎智洋教授、キム・デヨン(Kim Dae-Yeong)大学院生(博士後期課程 2 年生)らの研究グループは、二酸化炭素(CO2)の還元反応の効率を非平衡プラズマ*技術によって大きく促進することに成功しました。本研究成果は CO2 の固定化や資源としての有効活用、環境保全への貢献につながると期待されます。
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非平衡プラズマ*
一般に、電子温度≫気体温度の状態にあるプラズマを非平衡プラズマと称します。ここでは単に「プラズマ」と表記します。
振動励起*
分子にエネルギーを与えることで、分子を構成する原子の間の距離や結合の角度の変化が大きくなること。