千葉馨さん(2019年卒業、写真左)、マヒドーン大学(タイ)の感染症科での研修

北海道大学医学部医学科は、2019年に創立100周年を迎え、北海道内はもちろん、国内、グローバルに医学・医療の分野で活躍する数多くの人材を輩出してきました。
私たちの教育目標は、広範な医学知識、高い倫理観、豊かな人間性、国際的視野を備え、医学の進歩と医療の実践・発展に寄与する医師・医学研究者を養成することにあります。本学の医学生は卒業までの6年間で、医学はもちろんのこと、幅広い領域の学びを通じて、人格と教養を磨き、また学問分野や年齢、国境を超えた交流を通じて、社会人、国際人としてあるべき幅と深みを養っています。

 

医学部医学科では、グローバルな舞台に積極的に挑戦し活躍できる人材の育成を図るために、海外の大学および研究機関とのパートナーシップを発展させて、医学生に海外の大学での実習を推奨し、経済的なサポートも行っています。また、海外の医学生を受け入れて相互に国際交流を行っています。

 

医学部卒業後は、臨床医・医学研究者のほかにも多方面にわたる進路があり、実際、卒業生は、北海道内はもちろん、日本全国、世界で活躍しています。卒業生には、宮崎亮先生(30期、ナイジェリア、バングラディシュなどで献身的国際医療活動、武見賞を受賞)、武井弥生先生(58期、エチオピア、東チモール、タンザニア、ウガンダなどでの医療支援と熱帯感染症に対する研究でシチズン・オブ・ザ・イヤーを受賞)、白土博樹教授(57期、GI-CoREの量子医理工学グローバルステーション長として研究をけん引)らを輩出しています。

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