北海道のように過疎化が進んでいる地域では医師不足も深刻です。今、あらゆる分野で人間の支援をするAI(人工知能)の役割が注目されていますが、医療においても、医師の診断を支援するAI、治療方針を立てるAI、手術を補助するようなAIなどが期待されています。北海道大学の医療AI開発者養成プログラム(CLAP)は、医療AIを開発創造できる人材を育成するプロジェクトです。CLAPは、地域に実際に存在する医療課題と向き合い、専門の講師陣の授業を通して手を動かしながらいっしょに考え、自立できるAI開発者を育てます。AIによる高度な医療の実現により「すべての人に健康と福祉を」届け、AIを利用した継続的な医療の提供により医療過疎地においても「住み続けられるまちづくり」に貢献し、AI開発そのものが「産業と技術革新の基盤」となり、そして皆が自分らしく「働きがい」を感じながら「経済成長」していく社会づくりもサポートします。