本学部では、法学・政治学に係る体系的な学習を通して、社会の制度基盤としての法と政治に係る普遍的な知を獲得するとともに、国際的・実務的な視点も併せ持つことによって、グローバルに活躍できる専門的知識を持った人材を育成することを目指しています。
SDGsの関連では、そもそも法学は正義公正の理念に基づき、法の下の平等と国民の平和な国家共同生活を目指すものであり、六法に代表される法体系はSDGsの理念を体現しているものです。また、労働法、国際経済法、行財政論、環境法、国際法、各演習などでもジェンダー平等や貧困問題、環境問題などを扱っています。
求める学生像
法律家や行政官、外交官など法知識が必要とされる法と政治に関わる専門職として社会に貢献したいと考えている学生、社会の多様な問題に関心を持ち、知的好奇心の旺盛で、多様な問題の解決に進んで取り組みたいと考えている学生です。
卒業後の進路
国家・地方公務員、民間企業など、人材を多岐にわたり全国に輩出しています。また、法科大学院へ進学して司法試験を目指す、公共政策大学院に進学して政策決定に携わる職業を目指すといった選択肢もあります。ほかには、研究大学院へ進学して研究者を目指す等、大学院で継続して学習を志す道もあります。多くは、国と社会の基盤を確立するための人材を輩出しています。
学部教育の特徴
札幌弁護士会の弁護士による法律実務特別講義「法律家への架け橋」をはじめとして、実務家による授業や講演会を提供し、学生に早い段階で現実の社会問題と大学での勉学をリンクする機会が与えられます。
成績が優秀であれば、大学院進学のための早期卒業も可能です。たとえば、法学部を3年で卒業し、2年間、法科大学院で勉強し、計5年で司法試験に合格することも可能です。