北海道大学医学部保健学科は、看護学専攻・放射線技術科学専攻・検査技術科学専攻・理学療法学専攻・作業療法学専攻の5専攻から構成され、医学部の中に医学科とともに設置されています。一方、大学院は保健科学院として独立しており、学部の専攻と対応する科目群に加えて、環境健康科学・人類生態学・高次脳機能学・保健情報学など学際的な研究を行う健康科学科目群を設置しています。
国際的な取り組みとしては、途上国への国際貢献を担う人材を育成する「JICA開発大学院連携プログラム」に参画しています。また、教員組織である保健科学研究院は、持続可能な社会の実現を目指すFuture Earth(FE)日本委員会に、北海道大学FEコンソーシアムの一員として参加しています。
北海道大学医学部保健学科・大学院保健科学院は、高度医療を支える保健科学の教育研究基盤の強化と、疾病の予防や健康保持・増進、安心で安全な社会の実現を目指しており、国連の持続可能な開発目標(SDGs)においては、SDG3(健康・福祉)のみならずSDG4(教育)、SDG6(安全な水、衛生)、SDG11(まちづくり)などの幅広い目標に対して学際的な保健科学の視座から、高度医療分野ならびに国内外の地域社会・地域住民との協働によって世界の課題解決に貢献していきます。