「きたみてガーデン SDGs農園」は、北海道大学サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進部門と北海道マラソン組織委員会が連携したプロジェクトで、北海道大学の札幌キャンパスで回収された落葉からできた腐葉土の利活用を通して、キャンパス内の 資源循環の在り方について、本学の学生・教職員だけでなく地域社会とともに考えます。
 
総合博物館の中庭に設置したSDGs農園は、本学の教職員、北海道マラソン事務局及び 本学学生を主体とした北海道大学総合博物館のボランティアグループ「きたみてガーデン」が造成・管理をしています。
 
プロジェクトの構成組織
企画: 北海道大学サステイナビリティ推進機構、北海道マラソン事務局
協力: きたみてガーデン、ミュージアムカフェぽらす、北海道大学総合博物館、北海道大学施設部、北海道大学北方生物圏フィールド科学センター札幌研究林・生物生産研究農場
 
プロジェクト開始に至った経緯
北海道大学札幌キャンパスは、北海道マラソンの2009年大会からコースの一部として使用されています。北海道大学サステイナビリティ推進機構SDGs事業推進部門と北海道マラソン事務局の両者はSDGsをテーマに、これまでの連携を更に深めることを検討してきました。これに先立ち、SDGs部門では廃棄物として処理されている落葉とその活用方法について、学生・教職員が知り、考えてもらうことを目的に、構内での有効活用する方法について検討してきました。本プロジェクトを開始する前年の2023年には、堆積している落葉の山から石やゴミ等を手作業で取り除いた後の腐葉土が、野菜栽培可能であるかをテストを目的に行い、ミニトマトとバジルを収穫することができました。
このテストを元に2024年度に開始した本プロジェクトは、今後も北海道マラソンのコースとして使用する札幌キャンパスの持続可能性を高めることを目的に、北方生物圏フィールド科学センター札幌研究林・生物生産研究農場をはじめとして、きたみてガーデン、ミュージアムカフェぽらす、北海道大学総合博物館、北海道大学施設部の協力を得て実現しました。
 
プレスリリース※本学基幹サイトに移動します

また、本取組は日本陸上競技連盟(JAAF)の「アスレティックス・アワード2024」において、「BEST THINK賞」を受賞しました。※サステイナビリティ推進機構サイトに移動します。