准教授 繁富(栗林)香織

所属:大学院教育推進機構

 

滝川生まれ。恵庭、静内、札幌で育つ道産子。大学では宇宙で展開できるソーラーパネルの開発を目指し、自然界でのモデルとしてラワン蕗の葉の展開と折りたたみ研究を行う。 米国留学時、医療の授業を受けたことをきっかけに、工学の知識を活かし医療に貢献したいと考える。 北海道大学の修士課程では医療機器の開発研究を、英国オックスフォード大学の博士課程では、折り紙の折りたたみパターンを利用した医療器具「折り紙ステントグラフト」の開発を行った。 以来、折り紙工学博士としてさまざまな研究を重ねる。 帰国後は東京大学で、マイクロ・ナノ加工技術を用いて細胞を折り紙のように折り立体的に培養できる「細胞折り紙」技術を開発。現在は北海道大学で、細胞折り紙技術を用いて再生医療の応用を目指して研究を進めている。

 

繁富先生の研究は『インタビュー「「折り紙」が導く医学×工学イノベーション」』で紹介しています。

 繁富先生の研究は『北海道大学の教員による講義動画「医療分野への応用を目指した、折紙工学の最前線」』でも紹介しています。※夢ナビに移動します。