本学観光学高等センターと包括連携協定を締結している美瑛町が国連世界観光機関(UNWTO)の実施する「Best Tourism Villages* 2023」に認定されました。道内では2021年に選定されたニセコ町に続き2例目となります。

 

本学観光学高等センターと美瑛町は、産官学地域連携の一環として、2012年に包括連携協定を締結しています。本連携協定に基づき、観光学高等センターは、今回の申請書の作成等に協力いたしました。また、これまで様々な連携研究・教育プロジェクトを行って参りました。特に2015年からは3カ年にわたり同町からの受託研究を実施し、2017年には「美瑛町観光マスタープラン*¹」を策定するに至ったほか、2023年4月にはセンター兼務教員 石黒侑介准教授(メディア・コミュニケーション研究院)が起草に携わり、日本で初めて「持続可能な観光目的地」を冠した条例として注目された「美瑛町持続可能な観光目的地実現条例*²」が施行されています。

 

*Best Tourism Villages(ベスト・ツーリズム・ビレッジ)とは、人口15,000人以下の町・村を対象に、SDGsに沿った観光振興の取り組みを評価し選定するものです。SDGsに沿った観光振興に取り組む地域としてブランド化されることで、観光の質的向上、具体的には自然環境や地域社会への影響に配慮した旅行スタイルの定着、そうした志向を持った旅行者の誘客などが進むことが見込まれます。

 

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