科研費基盤研究(B)「ロシア・中東欧のエコクリティシズム:スラヴ文学と環境問題の諸相」は、本学スラブ・ユーラシア研究センター及び文学研究院 北方研究教育センターと共催で、講演会「ロシア・中東欧のエコクリティシズム」を9月29日に開催します。

 

ロシアによる長年にわたる北方圏の開発は、脆弱な北方環境の将来と、この地域に住む先住民の厳しい状況について懸念を抱かせています。これらのテーマは、人間と非人間との関係や、植民地的言説や近代化の手法との絡み合いを探求することの多い地方文学の中心をなすものです。本講演会では、20世紀後半から21世紀初頭にかけて書かれた、サーメ、ネネツ、ハンティといったウラル北部の人々の文学におけるこれらの問いに焦点を当てます。

 

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