JICA長期研修員として来日し、本学、帯広畜産大学および北見工科大学で学位取得を目指している開発途上国からの留学生18名は、8月24日25日に上川町を訪問し、観光業と自然環境保全のために上川町が行っている取り組みについての学習を行いました。

 

長期研修員の訪問は、道内で培われてきた地域特有の開発事例を学ぶ「JICA地域理解プログラム」の一環として毎年行っているものです。今年は「持続可能な地域振興と観光開発」をテーマとして上川町を訪問し、上川町役場職員による講演、上川高校の生徒とのグループワーク、そして本学地球環境科学研究院 渡辺悌二教授が協力する「大雪いきもの図鑑プロジェクト」の実習を行いました。

「大雪いきもの図鑑プロジェクト」の実習

研修員たちは、「大雪いきもの図鑑プロジェクト」の実習を行うため、実際に黒岳を訪問しました。黒岳では、本学地球環境科学研究院の渡邉悌二教授から本プロジェクトの目的やアプリの使用方法の説明を受け、研修員たちは登山道の植物に目を向けたり実際にアプリを使用したりして、自然環境保全の取り組みを学びました。

 

JICA長期研修員の上川町訪問について、詳しくはこちらをご覧ください。※JICAのウェブサイトに移動します。

「大雪いきもの図鑑プロジェクト」について、詳しくはこちらをご覧ください。※本サイト別ページに移動します。

今回の取り組みは札幌テレビ放送STVでも紹介されました。放送はこちらをご覧ください。※YouTubeに移動します。

 

黒岳での集合写真(後列右から2人目が渡邉悌二教授(地球環境科学研究院))