北海道大学病院がん遺伝子部の木下一郎教授は、クラウドファンディング「小児がん患者に治療を。BRAF遺伝子変異をもつ小児がんの臨床試験へ」を10月31日まで実施しています。

 

がん治療において遺伝子情報を活用する「がんゲノム医療」が進展し、特定の遺伝子異常に対しては分子標的薬の治療効果が期待できるようになりました。しかし、難治性の小児がんの患者さんの中には、新たな治療の可能性を期待してパネル検査を行うも、実際には使用できる承認薬が見つからない状況かつ、治験や臨床研究もほとんど行われていない状況であり、分子標的薬による治療にたどり着くことが難しい現状があります。

 

木下一郎教授らが目指しているのは、「患者さんが早期に、安全かつ効果的な治療を受けることができる医療の実現です。私たちのプロジェクトに共感し、小児がん患者さんとそのご家族に寄り添うことに賛同していただける方々のご支援が不可欠です。小さなご寄附も大きな力になります。

 

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