本学食水土資源グローバルセンター、国際食資源学院および保健科学研究院は、「食水土資源グローバルセンター(GCF) 国際シンポジウム 2023『食料問題・環境問題の解決に向けて ―アフリカの将来像を描く―』」を9月29日に開催します。
アフリカは、高い人口増加率を維持しており、食料需要は増加する一途です。しかし、気候変動による影響やウクライナ危機により穀物の価格が高騰するなど、食料需給事情は急激に悪化 しており、農業発展と食料問題の解決が急がれます。
本シンポジウム第1部では、長年にわたりアフリカの緑の革命に尽力してこられた開発経済学の第一人者である大塚啓二郎教授(神戸大学)をお招きし、アフリカにおける農業と食料生産の現状と課題、将来展望を探っていきます。
第2部では、学部生、院生によるポスター発表を行います。質疑応答による活発な議論を期待しています。
第3部では、アフリカ各国が直面する農業・環境問題について、フィールドワークの視点からパネルディスカッションを行います。ここでは、農村における農業技術支援、自然資源の管理と利用、また生産だけではなく栄養といった消費の観点を含めた討議の展開から、個別の専門分野を乗り越えた将来の展望の糸口を探ります。この第3部では、国際食資源学院の三次啓都教授がファシリテーターとして、保健科学研究院の山内太郎教授がパネリストとして登壇を予定しています。
詳しくはこちらをご覧ください。※本学食水土資源グローバルセンター(GCF)のウェブサイトに移動します。