東北大学大学院農学研究科、国立環境研究所、筑波大学、本学農学研究院庄子康准教授らの研究グループでは、生物多様性に配慮して生産された米(保全米)の認証ラベルに対する消費者の評価を支払意志額に基づいて推計しました。

消費者はいくつかの認証ラベルを高く評価しており、この評価は生物多様性保全米を差別化、高付加価値化できる可能性を示唆されます。

本研究が、生物多様性保全と食料安全保障との両立に向けて、農地の生物多様性の価値を見える化し、生物多様性に配慮して生産された農産物の差別化・高付加価値化を後押しすることで生物多様性保全を促進するマーケティング手法の構築の一助になることが期待されます。

 

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