京都大学iPS細胞研究所(CiRA)では、サイエンスカフェを実施しており、第32回CiRAカフェ「ズレも積もれば発見となる~コンピュータと見つける生物システムの謎~」を2023年1月28日に開催します。本イベントでは本学大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション教育研究部門(CoSTEP)の奥本素子准教授が聞き手を務めます。

 

正確さを心がけても製造過程わずかなズレが生じます。生物の体内でも同じことが起きています。私たちの体が機械ではないからこそ生まれる小さなずれを、コンピュータという機械を用いて見つけていこう、そんな研究が進められています。計算生物学は、コンピュータを使って生物研究から得られたデータを統計的に処理したり、そのデータからパターンを見つけ予測に活用したりする、新しい生物学です。コンピュータを活用することによって、これまで人間では気が付かなかった小さな違いやパターンも見つけることができると考えられています。今回のサイエンスカフェでは、この計算生物学を取り上げています。

 

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