北海道は、様々な社会問題が全国に先駆けて深刻化している課題先進地域です。北海道大学においても「自治体との共創」や「課題解決のための社会との連携強化」をかかげ、大学の総合力を活かした新しい地域連携の形を推進しています。札幌農学校の2期生である新渡戸稲造は、実学の重視とは現場(地域)重視に他ならないと説き、地方(ぢかた)学を提唱し、地方の活力を高める必要性を説いてきました。
北海道大学URAステーションでは、自身の研究や大学での学びを自らのアイディアにより発展的に展開する調査、研究を軸として、北海道の地域社会や団体と連携しながら、現場地域(フィールド)において課題解決を主体的に取り組む大学院生を支援するプログラムを立ち上げました。学生の皆さまが、まさに「フロンティア精神」、「実学の重視」を胸に、現代版地方学を主体的に実践することで、現場で生まれる新しい問題、発見、学びによる成長が必ずあると信じております。学生の皆さまのこのような挑戦・成長を、僅かではありますが旅費支援という形でサポートさせて頂ければ幸いです。

●支援対象者
北海道大学に在学中の修士課程(博士前期課程)、専門職学位課程および博士後期課程の大学院生
●参考情報
〜〜第1回公募(7/17締切)採択プロジェクト〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
・奥尻高校 高大連携事業を通じた水産課題に取り組む人材の育成
・大雪山国立公園における持続可能な野営場管理に関するステークホルダーとの協働研究
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詳しくは、北海道大学URAステーションホームページのお知らせを御覧ください。