北海道大学と東北大学は、1月17日に連携協定を締結しました。

この協定は、両大学のそれぞれの特色及び教育研究資源を活かし、相互に連携及び協力することで、有為な人材の育成や教育の充実、研究の推進に寄与することを目的とするものです。はじめは、半導体に関する教育・研究での連携を広げていく予定で、eラーニングの共有化をスタートさせることで半導体分野の人材育成に取り組みます。

1.協定の背景・目的

北海道大学は、建学以来培ってきた4つの基本理念(フロンティア精神、国際性の涵養、全人教育、実学の重視)を基盤として、Excellence(教育研究の卓越性)とExtension(社会展開力)の好循環を創成し、世界の課題解決から大きな社会的インパクトを生み出すことを目指す”HU VISION 2030”を令和5年7月に策定しています。
他方、東北大学は、令和5年9月に国際卓越研究大学の認定候補となっており、同大学の掲げる三つの建学の理念(研究第一、門戸開放、実学尊重)を礎として、知、人材、社会価値を創出する世界に開かれた創造のプラットフォームとなることをビジョンとして掲げています。
両大学は、「実学」を重視・尊重するという部分で同じ基本理念を共有しており、このことは、両大学の直近のビジョンにおいて、ともに世界を見据えた社会価値の創造を掲げている点にも顕れています。
このように、基本理念・ビジョンにおいて共通点を持つ北海道大学と東北大学が、それぞれの特色及び教育研究資源を活かして、相互に連携及び協力し、有為な人材の育成及び教育の充実並びに研究の推進に寄与することを目的として、連携協定を締結します。

2.連携・協力事項
  1.  教育に関する事項
  2.  研究に関する事項
  3.  産学連携に関する事項
  4.  社会貢献に関する事項、ほか

 

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締結式の様子(左から3人目:北海道大学寳金清博総長、4人目:東北大学大野英男総長)