文学部で学べる学問領域は幅広く、多様であり、また諸学問の根幹をなすような、理念的・俯瞰的な思考を含んでいます。このため、文学部では、SDGsの基盤に関わる研究が多く行われています。とくに、文学・社会学・倫理学にまたがるジェンダーの問題、文化人類学・言語学・歴史学にまたがる文化や言語の弱者や危機といった課題があり、さらに社会における不平等、地域づくりや町づくりといったコミュニティの諸問題、社会参加や権利の問題、自然資源や環境といった課題を社会学・行動科学・心理学・地域科学・哲学などの領域で学ぶことができます。
このように多様な学びを経て、卒業生は人間や社会に関わる根本的な問題意識や知見を活かして、種々の業種(民間・公務員・諸団体)、研究職や教育職などで活躍しています。