生命科学院は、従来の学部の枠、学問の枠を超えた、最先端の生命科学の教育を目指して2006年に設立された大学院です。現在では、理学研究院、薬学研究院、先端生命科学研究院、農学研究院、医学研究院、電子科学研究所、低温科学研究所、遺伝子病制御研究所、触媒科学研究所などに所属するさまざまな研究分野の教員が生命科学院での教育を担当しており、広範な生命現象を包括的に理解したうえで、「持続可能な開発目標(SDGs)」の実現のため、国際的に活躍できる人材の育成を目指した教育が展開されています。
生命科学院には、生命科学専攻(生命融合科学コース、生命システム科学コース、生命医薬科学コースの3コースで構成)、ソフトマター専攻、および臨床薬学専攻の3専攻があり、それぞれのコース・専攻が得意とする学問領域において専門性を高める教育を行なっております。
生命科学院の「授業シラバス」では、授業の到達目標や授業計画のほか、2019年度からそれぞれの授業がSDGsの17目標のどの項目と関係があるのかを明示する取り組みを行なっています。