大学院医理工学院

医療の進歩は、医学研究の成果だけでなく、理学、工学、生命科学などの多様な研究の成果や科学技術の発展が結びついて初めて実現できるものです。このことから、医理工学院では、理学、工学、生命科学などの知識や技術の医療への応用を目指して、教育・研究を行っています。具体的には、物理学や放射線治療の基礎を学び、新しい放射線治療法や放射線治療装置の研究・開発を行うコース、化学・生物学や画像診断の基礎を学び、新しい画像診断法や画像診断装置の研究・開発を行うコースなどがあります。このような医理工学院の教育・研究は、SDGsにおける「すべての人に健康と福祉を」届けることや、医療に関する「産業と技術革新の基盤をつくる」ことに繋がります。また、これらの教育・研究を行うために医理工学院には、医師免許を持った医学系教員はもちろんのこと、物理学、化学、生物学などを専門とする多彩な教員が揃っています。したがって、医理工学院は、理学、工学、生命科学などに興味を持ち、多様な知識を身に着け、その知識や技術を医療に応用することで人類社会の持続的発展に貢献したいと考えている方に最適な大学院です。

医理工学院は、2017年に設立された新しい大学院であり、まだ修了生は多くありませんが、本学院の修了生は、最先端理工学の医学への応用研究、新しい医療技術・機器の開発研究に関する、日本・世界のリーダーとして活躍し始めています。