変動環境下において生態系や生物多様性の変容パターンやそのメカニズムを明らかにすることは、生態系サービスの持続的利用とその保全のために重要です。そのためには、生態系や生物多様性の長期的な観測データの解析や野外操作実験等を活用したLTERのアプローチが極めて有効です。北海道大学 北方生物圏フィールド科学センター 森林圏ステーションおよび水圏ステーションは日本及び世界における関係機関、研究グループとの共同によりLTER研究の発展をリードしています。拠点サイトにおける多角的な生態系・生物多様性の調査観測、大規模な野外操作実験、観測データのアーカイブ化と公開、国内外との共同研究などを推進しています。また、日本LTER(JaLTER)および国際LTER(ILTER)の代表や執行部メンバーを北方生物圏フィールド科学センター教員が担当しています。

関連サイト

JaLTER公式サイト