教授 見延 庄士郎
所属:理学研究院 海洋気候物理学研究室
興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!:気候科学、海洋学、気候学
学問へのきっかけ:大学は、家庭の事情で自宅から通える理系の学部を条件に進路を決めました。大学3年生での授業が大変面白く、研究室は海洋物理学の研究室に入りました。大学院の修士課程では、太平洋全体を横断する大規模な波動が熱帯の季節変動にどのように関係しているかについて研究しました。その後、一度就職しましたが、自分にとって研究の方がやりがいがあると思い博士課程に進学しました。大気海洋の両方を研究していく中で、データ解析によって発見を目指す研究が非常に面白いと感じ、以来、楽しく研究に取り組んでいます。
見延先生の研究は「海と空の鼓動を聞け!大気と海洋のデータ解析」で紹介しています。※夢ナビに移動します。
※以上の記事は夢ナビに掲載中の記事および動画を紹介するものです。また、見延先生の研究は下記のウェブ企画『気候変動に挑む』でも紹介しています。
「膨大なデータの解析で大気-海洋相互作用を解明する」
※北海道大学基幹サイトに移動します。
気候変動を理解するためには、大気と海洋の相互作用についても理解する必要があります。その上で、観測されている変化が自然の変動によるものなのか、人間活動によるものなのかも明らかにすることができます。2021年5月にロイター社が発表した「世界で最も影響力のある環境科学者1000人」に選ばれた見延庄士郎教授(理学研究院地球惑星科学部門)に、大気・海洋相互作用の研究についてお話を伺いました。