准教授 河合 正人
所属:北方生物圏フィールド科学センター
興味が湧いてきたら、この学問がオススメ!:畜産学
メッセージ:やりたいことを持って大学をめざすというのももちろん大事ですが、一方で大学はいろいろな分野のことを見聞きできる環境でもあります。私の専門は畜産学ですが、樹木を研究対象にしている先生、植物園の先生、昆虫や野生動物を対象にしている先生方とも連携しており、様々な観点から森林を含む放牧地での家畜の適切な飼い方について研究を進めています。 専門的な分野に狭くとどまらず、幅広く学びを広げていけるのがフィールド科学の魅力です。自分の夢を中心にしながら、いろいろな知識の幅を広げていってほしいです。
河合先生の研究は「草食動物を草で飼う~「放牧」という家畜生産システム~」で紹介しています。※夢ナビに移動します。
※以上の記事は夢ナビに掲載中の記事および動画を紹介するものです。また、河合先生の研究は下記のウェブ企画『リサーチタイムズ』知のフィールドでも紹介しています。
「#1 北海道大学 静内牧場「森のなかの畜産研究」」
※北海道大学基幹サイトに移動します。
北海道大学は、札幌や函館キャンパスにとどまらず、さまざまな場所に研究フィールドを有しています。札幌から150kmほど離れた、新ひだか町に位置する「静内研究牧場」もそのひとつ。南北に3.5km、東西に1.5kmひろがる静内研究牧場は約7割が森林に覆われており、牛およそ150頭、馬およそ100頭を、森林や森林内の牧草地で飼育しています。ここに常駐する研究者、河合正人牧場長(北方生物圏フィールド科学センター 准教授)は、こうした自然環境をいかした家畜生産について研究しています。