本学水産科学研究院の特設サイト「Fish of the Month(FoM)*」にチョウザメのコンテンツが公開されました。

 

今回のFoMでは「チョウザメ」の話題をお届けします。

1990年代から、北海道大学水産学部の淡水増殖学講座で始められたチョウザメの研究は、キャビアの母体を増やすという観点だけではなく、コラーゲンに着目した水産物資源の無駄のない利活用や新たな時代の養殖管理の自動化技術の開発まで、社会が求める裾野の広いものとなっています。実際に、北海道大学大学院水産科学研究院は養殖における実践的なチョウザメの優良系統の確立を目的とし、ソフトバンク株式会社および北海道美深町と産学官連携を行っています。現在の北海道大学大学院水産科学研究院を代表する研究といっても過言ではないでしょう。チョウザメの旬を迎えるこのタイミングに、チョウザメ研究の一端、特に養殖管理の高度化とチョウザメの未利用部位の高度利用に関するホットな話題を提供します。

 

※Fish of the Month(FoM)ホームページはこちらをご覧ください。
※チョウザメのコンテンツはこちらをご覧ください。

 

*Fish of the Month(FoM)とは、本学水産科学研究院が海洋生物に関する先進的な学術情報を発信する教育コンテンツです。2021年9月17日より提供を開始しています。東洋水産株式会社・ヤマサ醤油株式会社・アサヒクオリティーアンドイノベーションズ株式会社の支援のもと、教育・研究の両面からSDGsの達成や食資源生産技術の向上などに貢献することを目指しています。