本学獣医学研究院は、環境研究総合推進費「5-2204」環境医薬品研究チーム共催のもと、市民公開シンポジウム「環境中に存在する医薬品由来の化学物質は野生魚類にどのような影響を与えるのか」を11月25日に開催します。
医薬品は、私たちの病気の治療や健康管理に必要不可⽋なものです。それらは私たちが使⽤した後に、下⽔処理場を経由して⽔界に運ばれます。この様な医薬品由来の化学物質を「環境医薬品」と呼んでいます。近年、これらの化学物質は新たな環汚染物質として、⽔界に⽣息する野⽣⽣物に影響を及ぼすとの指摘がなされています。しかし、どの様な環境医薬品がどの程度⽔界に存在するか、それらは野⽣⽣物にどのような影響を与えるのかは、詳しく調べられていません。本シンポジウムでは、私たちが進めている環境医薬品の⾃然界での動体とその⿂類への影響について、調査・実験によって得られた成果を報告するとともに、みなさんと医薬品のあり⽅について考えたいと思います。
詳しくはこちらをご覧ください。※本学獣医学研究院のウェブサイトに移動します。