2023 年 4 月から環境省による自然共生サイト*¹ 認定制度の本格運用が開始されたことを受け、北海道大学は保有する雨龍研究林(24,953ha)の認定申請を行い、2023 年 10 月 6 日(金)に生物多様性の保全に貢献している区域として「自然共生サイト」の認定を受けました。

 

今後、雨龍研究林内の保護地域である鳥獣保護区(698ha)との重複を除いた区域(24,255ha)がOECM*²国際データベースに登録される予定です。

本学は、世界課題の解決や地域への貢献に向け、知的資産と物的資産を活用し、30by30*³目標の達成への貢献はもちろん、気候変動対策と生物多様性保全(ネイチャーポジティブ)の両立に向けた統合的なサステイナビリティの推進に取り組みます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。※本学基幹サイトに移動します。

 

*1:自然共生サイト … 民間の取組によって生物多様性の保全が図られている区域を国(環境大臣)が認定した区域。
*2:OECM … Other Effective area-based Conservation Measures の略。国立公園などの保護地域以外で生物多様性保全に資する地域。
*3: 30by30 … 2030 年までに陸と海の 30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする国際的な目標。

朱鞠内湖上から雨龍研究林を望む