北海道大学スマート農業教育研究センターの開所式を8月31日に行います。

 

本学は、令和 4 年度、農林水産省のスマート農業教育推進委託事業に採択されました。日本のスマート農業教育の拠点校として、スマート農業の社会実装に向けた教育プログラムの開発と実施を行い、現役農業者向け研修、オンライン教材の制作、教育者向けスマート農業研修等の事業を推進しています。

 

この度、さらなるスマート農業の教育研究の進展を目指してスマート農業教育研究センターを開設しました。スマート農業には労働力不足の解消、データによる農作業技術の継承、農産物の品質向上・収量増など数多くのメリットがあります。さらに、環境・エネルギー面での持続性確保においても貢献できるため世界的に研究開発が加速しています。北海道大学では ICT やロボット技術を活用したスマート農業技術の研究を 30 年以上にわたり実施してきました。スマート農業教育研究センターのミッションに「学生教育」、「オープンラボ(研究開発)」、「実証フィールド(技術実証)」、「実演展示(社会啓発)」があります。本開所式ではローカル・グローバルの食料問題に貢献するためのセンター設置の意義をご説明します。

また、産学連携によるオープンイノベーションを加速するうえで重要なパートナーにもご登壇いただき、最新の活動についてお話しいただきます。さらに、本センターが取り組む共同研究について実演とポスター展示を交えてご紹介する予定です。

 

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