2月10日(水)に、北海道と北海道大学の共催により、「SDGs×北海道 交流セミナー2021」をオンラインにて開催しました。
当日は、鈴木北海道知事と本学の寳金総長のビデオメッセージに続き、慶應義塾大学の高木特任助教より『北海道の未来を変える17の目標「SDGs」』と題して、持続可能な成長の仕組みづくりの必要性についての基調講演が提供されました。続く事例紹介のセッションは、大学力強化推進本部の和田URAが司会を務め、北極域研究センターの大西准教授が「SDGs達成に向けた北海道大学の貢献~課題解決の最前線から」と題して、本学の主要な取組みを紹介し、北海道をフィールドに研究を行う同センター若手研究者のモリノス准教授から気候変動に伴う動植物域の移動がもたらす影響に関する研究が紹介されました。
その後、参加者との質疑応答が行われ、通訳は国際連携機構の植村URAが務めました。
続く事例発表では、「今、高校生が伝えるSDGs 北海道名寄産業高等学校農業クラブの実践事例」と題し、北海道名寄産業高校の生徒からの発表が行われました。最後に道庁が「北海道におけるSDGsの推進状況について」を報告し、セミナーは終了しました。
また、併せて開催のオンラインポスターセッションでは、本学のほか、企業や団体などのSDGsの取組みが紹介されています。2月末までは、専用フォームから出展者へ質問・メッセージを送ることができます。是非、ご覧ください。
オンラインポスター展示はこちら
「SDGs×北海道 交流セミナー2021」概要
〇日時:2021年2月10日(水)14:00~16:30
〇会場:オンライン(Zoomを使用した配信)
〇参加者:355名
〇プログラム
(1)開会
ビデオメッセージ 鈴木 直道 北海道知事
寳金 清博 北海道大学総長
(2)基調講演
『北海道の未来を変える17の目標「SDGs」』講師:高木 超 氏(慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特任助教)
(3)SDGsに関する取組等の紹介
「SDGs達成に向けた北海道大学の貢献~課題解決の最前線から」(北海道大学)
「今、高校生が伝えるSDGs 北海道名寄産業高等学校農業クラブの実践事例」(北海道名寄産業高等学校 酪農科学科・農業クラブ)
(4)北海道内のSDGsの進捗状況について(北海道総合政策部政策局計画推進課)
(5)オンラインポスターセッションの案内