本学観光学高等研究センターと北極域研究センターは「第18回(2023年度第2回)オンライン観光創造フォーラム」を6月7日に開催します。

 

本フォーラムは「グローバル社会におけるサーミ民族とアイヌ民族文化―北方圏、観光、教育、国際協力の視点から―」と題しており、先住民族文化にフォーカスを当てます。

昨今、先住民族文化に世界的な注目が集まっています。たとえば文化伝承、真正性、若者への教育、文化観光など、注目が向けられる分野はこのように様々です。さらに、これまで先住民族が置かれてきた状況を鑑みれば、各分野が抱える課題も多岐に亘っています。とくにその中心的な領域にある先住民文化の真正性は、その明確な答えを打ち出すことが難しいとされています。

こうした状況の中、本フォーラムは、この真正性の周囲の領域を議論することで、その答えに少しでも近づいていくことを目的としています。フィンランド北部のイナリにおけるサーミ民族の事例を主に取り上げ、同じ北方圏としての北海道のアイヌ民族との比較を多少施しつつ、観光、教育、国際協力の各取組みから周縁的に議論していきます。

 

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