地質の日記念事業実行委員会は、本学総合博物館共催のもと、「地質の日」に合わせて『ライマン来道150周年・2023年度「地質の日」記念講演会』を5月27日に開催します。

 

ベンジャミン・スミス・ライマン(1835~1920)は、明治初期、開拓使が北海道開拓のために招いたお雇いアメリカ人の一人で、地質・地下資源の調査に従事するとともに、優れた鉱山技術者を育て上げ、日本、特に北海道の炭鉱などの鉱業開発と地質学の発展に多くの功績を残しました。
また、明治9(1876)年5月10日に、ライマンらによって日本で初めて広域的な地質図、200万分の1「日本蝦夷地質要略之図(にほんえぞちしつようりゃくのず)」が作成され、明治11(1878)年5月10日には地質の調査を扱う組織(内務省地理局地質課)が発足しました。このことから、2007年に5月10日は「地質の日」と制定されています。

 

記念講演会について、詳しくはこちらをご覧ください。※本学総合博物館のウェブサイトに移動します。