本学農学研究院は、第62回時計台サロン「農学部に聞いてみよう」を4月18日に開催します。
本学農学研究院は、札幌市時計台(正式名:旧札幌農学校演武場)において、時計台サロンを開催しています。第62回のテーマは「湿原に沼落ち~知れば知るほど湿原にはまる?~」です。
100年前の北海道には約18万haの湿原が広がっていましたが、現在では7万ha以下にまで減りました。湿原では土地が水に浸かった状態で長い時間をかけて独自の生態系が成立し、またそのような特殊な環境にある湿原生態系は気候変動の影響を大きく受けます。本企画では、北海道に残された湿原にある貴重な植物や動物とその環境について紹介し今後の気候変動の影響や保全について考えます。また、今では米どころとなっている石狩空知地域はかつては湿原が広がっていました。日本の食料を作るために開発したかつての湿原、泥炭地は困難な歴史を経て現在の広大な農業地帯へと変わりました。その様な開発の歴史を再確認し、未来の食料生産に泥炭地の果たす役割を考えます。
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