本学医学研究院は、日本国内の他の10施設とともに、国際原子力機関(IAEA,本部ウィーン)との間に放射線医学教育に関するコンソーシアム協定を締結しました。

このコンソーシアムは、発展途上国等における放射線医学、核医学、放射線治療の専門家の育成を通じて、がんの診断と治療の水準を向上させることを目的としています。

コンソーシアム自体は2018年に発足し、今回の協定締結により5年間更新されることになりました。北海道大学大学院医学研究院は、これまでもIAEAの教育活動に貢献しており、2019年9月には、本学キャンパス内において「Regional Workshop on Clinical Applications of Cardiac Multimodality Imaging in Clinical Based Setting Including PET/CT」と題したワークショップを開催し、アジア等から29名の受講者を受け入れました。また、国内の他施設で開催されたワークショップに講師を複数回派遣しました。
今回の締結に基づき、北海道大学大学院医学研究院は他施設やIAEAと連携しながら放射線医学分野の教育において重要な役割を果たすことが期待されます。

 

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