JAREC(公益財団法人 全日本科学技術協会)が主催する「SDGsパートナーシップ・プログラム」の第3回シンポジウムが10月14日にオンラインで開催されます。

 

JARECでは、SDGs達成を目指した大学等の優れた成果を企業や自治体に紹介する「SDGsパートナーシップ・プログラム」を立ち上げました。本プログラムは、全国の大学等から、社会課題解決を狙ったテーマで、かつ企業の事業展開の可能性のある研究成果を提供し、企業につなげようとするものです。

 

各大学から提供された研究成果を紹介する機会としてシンポジウムを開催しており、第3回シンポジウムでは、本学の山下倫央准教授(情報科学研究院)による発表を予定しています。

発表概要

「AIとIoTを活用したデータ駆動型灯油配送計画の立案」山下倫央 准教授 (北海道大学大学院 情報科学研究院)

近年、灯油配送は配送員不足、高齢化、労働生産性の低下といった多くの問題に直面しており、いわゆる“灯油難民”の発生が懸念されている。本研究では、環境負荷を軽減し、安定的なエネルギー供給を実現するために、AIとIoTを活用したデータ駆動型の灯油配送計画立案システムの開発を進めている。本講演では、システム開発のコンセプトや開発の経緯を紹介するとともに、開発を進めている灯油タンクの灯油残量の推定手法と灯油配送計画の立案手法を概説する。

 

申し込み方法など、詳しくはこちらをご覧ください。※JARECのウェブサイトに移動します。