9月22日(水)に、サステイナビリティ推進機構の設置を記念したキックオフセミナー「サステイナビリティと北海道大学」をオンラインで開催しました。

 

セミナーでは寳金清博総長の開会挨拶の後、一般社団法人日本経済団体連合会から、池田三知子SDGs本部長より来賓挨拶をいただきました後、横田 篤理事・副学長(国際、SDGs担当)より「北大発展の歴史とSDGs」と題して講演を行いました。

 

本講演ではこれまでの北海道大学の歩み、世界の課題解決に向けて大学の役割と地域・産業界との連携及びこれからの北海道大学の取り組みについて紹介しました。本学が「SDGs」という言葉がない時代から持続可能な社会への貢献を目指してきたことを踏まえ、開校当初からの理念である「フロンティア精神」「実学の重視」のもと広大な研究林を用いた環境測定や、実習船による現場教育など、具体的な事例とともに説明がありました。本学がこれからも積極的に世界の課題に取り組んでいく決意が述べられました。

 

続いて、出村 誠総長補佐より、サステイナビリティ推進機構の説明と本機構における今後の展望について紹介しました。

 

次に、本学と4月7日(水)に包括連携協定を締結した北海道から、浦本元人副知事にご講演いただきました(公務のため事前録画したものを放映)。本講演ではこの包括連携協定の柱である「人材育成の推進」、「SDGsの推進」、「経済・産業の振興」、「Society5.0」の実現等について説明があり、今後、連携・協力を推進する上での課題等に関する情報・意見交換を行い、協働で取り組むことが述べられました。

最後に、閉会の挨拶として、岩渕和則総長補佐から今後の本学のSDGsへの展望が述べられ、セミナーは終了しました。

 

なお、本セミナーには学内外から200名以上の方々にご視聴いただきました。参加された皆様に感謝申し上げます。