北海道大学薬学研究院に、株式会社なの花北海道及び株式会社ニナファームジャポンの寄附講座「ナノ医薬品創剤学分野(Lab. for Innovative Nano-Pharmaceutical Science)」が開設されました。

 

疾病予防及び健康維持を目的とするナノ医薬品の開発は、医療に大きなインパクトをもたらします。また、ポリファーマシーやオーバードーズ問題の解消は、社会的意義の高い課題です。さらに、薬剤師、医師、看護師、栄養士などの医療従事者及び社会人に博士号取得の場を提供することは非常に重要です。このような課題を解決するため、本講座では下記のミッションを遂行します。

 

  • 基礎研究:
    「ナノカプセルの製品化・販売(実用化)」を最終目標とする
  • 行政連携研究:
    ポリファーマシーやオーバードーズ問題を解消すべく、薬局ネットワークを活用したマイナンバーカードの社会インフラの実証実験を目指す
  • 教育:
    次世代薬剤師の養成及び教育拠点を形成する

 

詳しくはこちらをご覧ください。※北海道大学薬学研究院のウェブサイト内「ナノ医薬品創剤学分野」のページに移動します。

本件のプレスリリースはこちらをご覧ください。※北海道大学基幹サイトに移動します。

 

左から山田勇磨教授、阿部二郎客員准教授、中谷彰洋特任助教、本間克明客員教授