北海道⼤学病院は、2025年3⽉26⽇に、肺移植関連学会協議会及び移植関係学会合同委員会より、全国で12番⽬、北海道で初の肺移植実施施設として正式に認定されました。
これまで、北海道内で肺移植を希望される患者さんは、全て本州の医療機関で評価や待機登録、実際の移植⼿術を受ける必要があり、⻑距離の移動や転居を伴う負担は、患者さん及びご家族にとって⼤きな障壁となっていました。今回の認定により、北海道内で肺移植に関わる全ての医療が完結可能となり、住み慣れた地元で安⼼して治療を受けられる環境が整いました。
本取り組みの⼀部は、2023年に実施したクラウドファンディング「北海道の地で待望の肺移植、実現へ」により、多くの皆様からのご⽀援を受けて実現いたしました。
今後は、国内で研鑽を重ねるとともに、海外施設との連携もさらに深めながら、より⾼度な医療体制の構築を進めてまいります。広⼤な北海道において、肺移植を必要とする全ての患者さんが、質の⾼い医療を安⼼して受けられる社会の実現に向け、私たちは今後も歩みを⽌めることなく取り組んでまいります。
詳しくはこちらをご覧ください。※北海道大学病院のウェブサイトに移動します。