北海道大学低温科学研究所は、2024年度低温科学研究所共同研究集会「縁辺海を繋ぐ物質循環研究にむけて」を5月24日に開催します。
西部北太平洋を含む日本周辺海域は生物生産が高く、世界でも有数の水産資源が豊富な海である。この豊かな恵みを生み出している背景には、日本海、オホーツク海、東シナ海などの縁辺海と、それらを繋ぐ黒潮・親潮の海流が関わる海洋循環と栄養物質の循環が密接に関わっていると考えられる。しかし縁辺海を繋ぐ物質循環については、観測からの定量的な裏付けに乏しい状況であり、日本周辺を繋ぐ視点をもった縁辺海と日本周辺の海流系で最新の精密な化学分析技術を用いた観測計画を立案する。
概要
- 日時:5月24日(金)9:00-17:30
- 場所:低温科学研究所講堂+オンライン
詳しくは2024年度低温科学研究所共同研究集会プログラム(pdf: 163KB )をご覧ください。