科学技術振興機構(JST)は、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における令和6年度新規採択研究課題を決定しました。本プログラムには、北海道大学から2件条件付きで採択されています。

 

*SATREPSとは、科学技術と外交を連携し、相互に発展させる「科学技術外交」の強化の一環として、文部科学省、外務省の支援の下、JST、日本医療研究開発機構(AMED)および国際協力機構(JICA)が連携して実施するプログラムです。開発途上国のニーズを基に、地球規模課題を対象とし、社会実装注2)の構想を持つ国際共同研究を政府開発援助(ODA)と連携して推進します。本プログラムの目的は、地球規模課題の解決および科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術を獲得することやこれらを通じたイノベーションの創出です。また、その国際共同研究を通じて開発途上国の自立的研究開発能力の向上と課題解決に資する持続的活動体制の構築を図ります。さらに、SATREPSは国連の持続可能な開発目標に積極的に対応して国際社会に貢献していきます。

 

北海道大学の採択研究課題

  • スマートマイニング+による環境破壊を引き起こさない持続可能な環境調和的鉱山開発システムの構築
    工学研究院 川村洋平 教授
  • 持続可能なデンプンサプライチェーンのためのスマートカーボンファーミングの構築によるキャッサバ生産体系の変革プロジェクト
    農学研究院 信濃卓郎 教授

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