北海道大学低温科学研究所は、10月9日、自然科学研究機構生命創成探究センターと連携協定を締結しました。
本協定は、両者の研究能力と人材を活かし、連携・協力を推進することによって、我が国と世界の学術及び科学技術の振興並びに有為な人材の育成に資することを目的としています。
自然科学研究機構生命創成探究センター(ExCELLs)は、愛知県岡崎市で歴史ある活動を行ってきた旧岡崎国立共同研究機構以来の学際的な研究活動の伝統を受け継ぎつつ、2018年に設置された新しい研究組織です。「生命とは何か」という人類共通の問いを追求し、我が国と世界の学術及び科学技術の振興、並びに有為な人材の育成に取り組むことを目的に活動しています。北海道大学低温科学研究所で行っている哺乳類の冬眠研究など、低温や極限環境下における生物の生存機構に関する研究とはこれまでも交流がありましたが、生命にとって欠かせない存在である水・氷の動態や地球の歴史に関する研究、物質と生命の起源にもかかわる結晶や宇宙での分子進化などに関する研究や独自の先端技術など、両者の交流が期待できる分野があります。本協定により、両者の交流がますます活発に行われることが期待されます。
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