厚沢部町において、北海道大学大学院教育推進機構が全体を監修し、広報・社会連携本部が広報協力を行なった「SDGs」がテーマの自然体験と探究学習を組み合わせたサマーキャンプが、8月4日(月)〜7日(木)と8月18日(月)〜21日の2回開催されました。
本プログラム「あっさぶサマーキャンプ2025 〜こどもと地域の未来をそだてる6日間〜」は、株式会社キッチハイクが主催し、北海道大学の大学生・大学院生がサポートティーチャー(ST)としてとして合計25人(1回目:12名、2回目:13人※うち1人は他大学)が合計25人(1回目:12名、2回目:13人※うち1人は他大学)が参加し、子どもたちの学びを伴走しました。
本プログラムの方向性は、厚沢部町、北海道大学、北大発認定スタートアップの合同会社エゾリンクが協議を重ねて決定し、学びのデザインをエゾリンクが企画、北大が監修しました。また、キッチハイクは、その方向性に沿って運営を担うとともに、ST学生の宿泊や食事、送迎などのサポートを行い、関係者全体で協働してプログラムを支えました。
キャンプには厚沢部町と地域留学で同町に滞在する小学生を合わせて、合計40人(1回目:20人、2回目:20人)が参加し、キャンプの初日には、STの学生によるアイスブレイの後、エゾリンクが提供する脱炭素学習プログラム、「カーボンクエスト」と「レゴ®シリアスプレイ®」を組み合わせたワークショップを体験し、「炭素の旅」を通して人と自然のつながりを学びました。
2日目と3日目は、厚沢部町が主体となって、自然や人との関わりを実際に歩いて体験するフィールド活動があり、子どもたちはSTの学生の伴走により、学びを深めました。最終日は、厚沢部町によるプログラムの振り返りとエゾリンクによる学びの総括が行われ、その中ではSTの学生が編集した4日間の振り返り動画も上映されました。本サマーキャンプは、学生にとっても実践的な学びの場となり、教育・地域づくり・研究がつながる「北海道大学×SDGs」の好事例となりました。大学院教育推進機構と広報・社会本部では、自治体や企業と連携しながら、次世代の子どもたちにSDGs達成に向けた学びの機会を提供していきます。
実施概要
- 事業名:あっさぶサマーキャンプ2025 〜こどもと地域の未来をそだてる6日間〜
- 開催期間:第1回:2025年8月 4日(月)~8月 7日(木)・ 第2回:2025年8月18日(月)~8月21日(木)
- 開催場所:北海道厚沢部町
- 主催・運営:厚沢部町、株式会社キッチハイク
- 全体監修:北海道大学大学院教育推進機構
- 広報協力:北海道大学広報・社会連携本部
- 学びのデザイン・プログラム実施:北大発認定スタートアップ 合同会社エゾリンク
- レゴ®シリアスプレイ®メソッドと教材活用ファシリテーター:松山元樹




