本学大学院教育推進機構オープンエデュケーションセンター科学技術コミュニケーション研究部門(CoSTEP)、理学研究院、および理学院科学技術コミュニケーション研究室は、気候変動対策を始めとする環境政策や先端科学技術をめぐる市民の参加や対話をテーマとした公開授業を、9月9日に開催しました。

 

本公開授業の様子が、ウェブ上で公開されましたのでお知らせします。※本学「Ph.Discover」プロジェクトのサイトに移動します。

 

今回の特別公開授業は、CoSTEPで実施している講義「ミニ・パブリックスと参加・熟議のデザイン」を公開授業として開催したものです。高等教育推進機構 三上直之准教授(当時)が、科学技術と社会を繋げるミニ・パブリックスの可能性やその実践について講義を行いました。科学技術コミュニケーションを実践するための「デザイン」の一つの例として、科学技術への市民参加の方法として広く用いられてきた無作為選出型の市民会議(ミニ・パブリックス)について解説しました。このほかに、講義では、気候市民会議の最新動向や、三上准教授らによる国内への導入の取り組みについても紹介されました。