北海道大学総合博物館は、2023年度第7回土曜市民セミナー「天然のタイムカプセル 琥珀に眠る太古の昆虫化石について」を10月7日に開催します。
今回の土曜市民セミナーは「琥珀(こはく)」についてです。別名アンバーとも呼ばれ、植物の樹脂が長い年月をかけて化石化したもので、この日本からも産出します。とりわけ琥珀の面白い特徴として、太古の動植物などが封じ込められてしまう場合があります。元々は樹脂という特性上、これらは化石になっても3次元的に保存され、時には微細構造まで観察できる場合があります。その点、琥珀はまさしく半永久的な「天然のタイムカプセル」とも言える存在ではないでしょうか。今回のセミナーではそんな琥珀に焦点を当てて、我々の昆虫化石に関する研究成果を中心にご紹介します。
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