本学低温科学研究所は、令和5年度公開講座 「広がる低温の魅力 〜低温科学の最前線〜」を、10月2日から11月13日の毎週月曜日に開催します。
本学低温科学研究所は、昭和16年(1941年)に北海道大学初の附置研究所として設立されました。以来、雪氷学に留まらず、低温や寒冷圏に関わる様々な自然現象に焦点をあてたユニークな研究所として発展を遂げ、1995年には全国共同利用研究所に改組されました。大学附置研究所のもっとも大きな役割の一つは、大学でしかできない長期的展望に立った独自性のある研究を生み出すことです。低温科学研究所では、地球環境システムにおける寒冷圏の重要性に鑑み、北海道に隣接する環オホーツク海地域をはじめとして、南極、北極など、世界各地の寒冷陸域・海域において多様なフィールド研究を展開し、大きな成果を挙げてきました。また、低温環境下で現れるさまざまな特異な現象に、物理・化学、地球化学、生物学といった基礎科学の見地からアプローチし、数多くの独創的かつ先進的な研究成果も挙げています。
本公開講座では、こうした低温科学研究所の最前線について取り上げます。
詳しくはこちらをご覧ください。※本学低温科学研究所のウェブサイトに移動します。