本学総合博物館とバイオミメティクス市民セミナーと公立千歳科学技術大学は、共同で、「地域学:歴史に学び風土が拓く、持続可能な未来 ~産業史から読み解く生態系サービスと自然共生~」を4月8日に開催します。

 

本イベントは共同開催特別シリーズの第二弾です。持続可能な地域の実現に向けた現状と課題について考えてみます。

 

自然の豊かな恵と厳しさのなかで人々の営みが培った風土は、その地域に特徴的な社会を形成し産業を生み出し、地域の歴史として紡がれてきました。生態系と人の営みが形作ってきた地域の風土を理解することで、自然の仕組みを学び、自然とともに生きてきた先人の知恵を学び、持続可能な未来への“温故知新”を図ってみる内容となっています。

また、温暖化に象徴される気候変動、エネルギー・資源の枯渇、生物多様性や自然環境の劣化、が喫緊の課題として問われる現代社会において、地域学によって持続可能な地域の未来へのアプローチを図るためには、持続可能性に向けた3つの視点、「カーボンニュートラル(炭素中立)」、「サーキュラーエコノミー(循環経済)」、「ネイチャーポジティブ(自然回復)」が不可欠です。本イベントでは、持続可能な地域の設計図を様々なステークホルダーとともに考える対話(トランスサイエンス)の場を設けています。

 

参加方法など、詳しくはこちらをご覧ください。※本学総合博物館のウェブサイトに移動します。