*フードロス削減コンソーシアム、およびチャレンジフィールド北海道では「フードロス削減アイデアコンテスト」の募集を受け付けています。

 

本コンテストは、本学触媒科学研究所の福岡淳教授らが開発した「*プラチナ触媒」を活用したフードロス削減のアイデアコンテストです。アイデアの対象は、農林水産業の生産物(花き等の園芸作物を含む)食品全般です。

 

詳しくはこちらをご覧ください。※チャレンジフィールド北海道のウェブサイトに移動します。

 

*フードロス削減コンソーシアム
2020年9月、北海道大学、北海道立総合研究機構、セコマグループ、北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)が、プラチナ触媒を用いた食品の鮮度保持技術を活用し、生産から流通、販売における食品廃棄物の課題解決を目指して設立しました。

*プラチナ触媒
北海道大学触媒科学研究所の福岡淳教授らが開発した低温環境下(0℃)でエチレンを完全酸化するプラチナ触媒の技術です。エチレンは、野菜や果物から発生し、熟成や腐敗を促進する植物ホルモンの一つです。プラチナ触媒でエチレンガスを酸化させ除去することにより、野菜などの鮮度保持につながります。このプラチナ触媒の技術は、2013年に論文で発表され、家庭用冷蔵庫などにも利用されています。

参考動画はこちらをご覧ください。※フードロス削減コンソーシアム第1回フォーラムでの講演(YouTube)です。