本学大学院農学院生命フロンティアコース畜産化学ユニット動物機能栄養学研究室が参画する「牛メタン削減プロジェクト」がムーンショット型研究開発制度*に本採択されました。
牛の消化管発酵で生じるメタンガスはゲップとして大気中へでていきますが、温暖化に寄与するばかりでなく、飼料エネルギーの損失となります。2050年までに、このげっぷメタンを80%削減し、温暖化抑止をはかるとともに、牛の乳肉生産効率を10%向上させます。同時にこれまで飼料に用いていた穀物を100%人類に回せるような家畜生産システムを構築し、世界に広めることで、人類の食糧危機救済に貢献します。
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内閣府が主導する、我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発