北海道大学発スタートアップ企業である株式会社eBioSpineイ-バイオスパインは北海道大学病院整形外科の研究成果をもとに、着衣状態での側弯角測定を正式に可能とする医療機器「SCOLIOMAP脊柱側弯モニタ」の開発・社会実装を実現しました。

 

特発性側弯症は、思春期児童の運動器に最も多くみられる病気であり、発症頻度が100人に2人と高いことが特徴です。法律に基づいた学校検診が義務化されていますが、主に目視により実施されるため、見逃される事例が報告されています。さらに近年では、上半身裸で行う検診に対する児童の心理的負担 やプライバシー保護の観点が大きな社会問題となっており、確実な疾患発見と子どもの心情に対する配 慮の両立が教育・医療現場の急務となっていました。

 

本成果により、AI“頭脳”と 3D の“目”で、着衣のまま実施可能な側弯症検診の実現が可能となりました。X線被ばくを伴わず、非接触で測定できることから、児童の心理的負担の軽減やプライバシー保護に配慮した検診環境の構築に寄与するとともに、側弯症検診における新たな選択肢の創出につながることが期待されます。

 

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