北海道⼤学は、国⽴循環器病研究センター、奈良先端科学技術⼤学院⼤学、株式会社ニューロシューティカルズとともに実施する、「表現学習と頸部貼付型多点シート電極を⽤いた⾰新的交感神経活動計測技術の研究開発」について、国⽴研究開発法⼈新エネルギー・産業技術総合開発機構の先導研究プログラム/フロンティア育成事業に採択され、研究開発を開始することになりました。

 

⾃律神経は、⼼臓・⾎管・消化器など内臓の機能を⾃動的に制御し、睡眠・覚醒、ストレス、情動とも密接に関わる、⽣命維持の根幹をなす制御系統で、交感神経と副交感神経の2種類があります。中でも交感神経は、⼼⾝の活動時やストレス時に活発になり、その異常亢進や機能低下は、⾼⾎圧・不整脈・⼼不全・精神疾患など、多様な疾患・症状と関係することが知られています。しかし現状では、交感神経活動を体表から⾮侵襲・連続的に評価する技術は、いまだ⼗分に確⽴されていません。

 

本研究開発は、この未踏の交感神経活動の⾮侵襲評価に正⾯から挑みます。⾮侵襲的に交感神経活動を連続モニタリングできるようになれば、疾患の早期変化を捉える医療・ヘルスケア応⽤に加え、脳と⾝体⽣理の相互作⽤を解明する神経科学研究への展開など⾰新的なインパクトが期待されます。本研究開発では、⼼臓交感神経の主要な中継点である「星状神経節に着⽬し、独⾃技術を開発・統合することで、世界に先駆けた⾮侵襲SNA計測基盤を構築します。

 

  • 事業名 :NEDO先導研究プログラム/フロンティア育成事業
  • 課題  :課題4:脳・神経機能の回復・拡張や⼈機協働を実現するブレインテック・ニューロテック/脳・神経活動の⾮侵襲的計測の⾼度化とその応⽤
  • テーマ名:表現学習と頸部貼付型多点シート電極を⽤いた⾰新的交感神経活動計測技術の研究開発
  • 代表機関:国⽴⼤学法⼈北海道⼤学(電⼦科学研究所)
  • 代表研究者:北海道⼤学電⼦科学研究所 教授 藤原幸⼀

 

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