北海道⼤学⼤学院法学研究科・法学部と札幌司法書⼠会は、双⽅の活動の充実・発展に資することを⽬的とした連携協定を締結します。
法学研究科・法学部、札幌司法書⼠会ともに、外部団体と連携協定を締結することは初の試みとなります。この協定のもと、双⽅の協⼒により、地域社会の法的な課題解決により多くの貢献が期待されます。この協定のもと双方は、主に以下の四つの事項について協力を深めます。
- 第1は、法学研究科・法学部における研究に関する事項です。これにより双⽅が参加する研究会の開催や共同研究の実施が期待されます。
- 第2は、法学研究科・法学部における教育に関する事項です。これにより、司法書⼠が講師を務める司法書⼠の専⾨分野に関する授業科⽬の開設も将来的に可能となると考えています。また、司法書⼠のリカレント教育の場として⼤学院が活⽤される可能性を⾼めます。
- 第3は、札幌司法書⼠会の研修に関する事項です。これにより、法学研究科・法学部から講師を派遣したり、研修のために⼤学の施設を利⽤したりすることが、これまで以上に⾏いやすくなります。
- 第4は、札幌司法書⼠会の活動等に関する広報についての事項です。札幌司法書⼠会では、法学研究科・法学部の卒業⽣も多く活躍されています。このように司法書⼠という職業は、法学研究科・法学部の学⽣にとって、魅⼒のある職業の⼀つです。そこで、法学研究科・法学部の学⽣に、学⽣のキャリア教育の⼀環として、司法書⼠の業務内容や仕事の魅⼒などを説明する機会を設け、次世代の法律実務家としての司法書⼠を育成することに寄与することも可能となります。
この協定に基づいて、相互協⼒をより深めることにより、法の研究と実務の両⾯から、地域社会の法的な課題解決により多く貢献し、その結果、多様性を尊重する地域社会の形成への貢献をさらに進めることが可能となると考えられます。
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