9月20日(土)、札幌市は「生き物観察会」を北海道大学札幌キャンパスにて開催しました。本観察会には、札幌市に住む27名が参加しました。
都心にありながら豊かな自然に恵まれた札幌キャンパスは、美しい景観はもちろん、在来種を中心とした多様な動植物種から成る生態系も特色の1つです。札幌キャンパス約178haのうち特に良好な生態系が保全された126haは、国(環境大臣・農林水産大臣・国土交通大臣)により「自然共生サイト」に認定されています。
生物多様性への関心が国際的に高まる中、札幌市は、昨年3月に「生物多様性さっぽろビジョン」を公開しました。札幌市では、2030年までに市内に5つの自然共生サイトの認定を目指していて、自然共生サイトを広く知ってもらうための取り組みも進めています。本イベントには、この取り組みの一環で行われ、北大からは、造園や生態学など学内の専門家が集まる「生態環境マネジメントワーキンググループ」の教員らが解説役として協力しました。
本イベントの様子をウェブで公開しています。
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